飲食業界20年から異業種への転職、未来に向けてのアップデートを

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様々な業種で働く人の中には、異業種へ転職したくても
「未経験だから」
と諦めていたり
「知識もないし、今から始めても遅い・・・」
など考えて諦めてしまったり、前へ進めない方もいるのではないでしょうか

私は現在40歳で、約20年続けてきた飲食業を退職

新たな知識を得るためにマーケティングの勉強をしています

それは飲食業の経験を活かしつつ、マーケティングの知識を得ることで
「飲食店の店舗経験のあるマーケター」
として活躍できるのはないかと思い新たな可能性の一歩を踏み出しました

これから異業種への転職を考えている方や
やってみたい仕事があるのに我慢してる方の

「背中を押せたらいいな!」

という気持ちで書いてみようと思いました

よかったら最後まで読んでくれると嬉しいです

きっかけと決意

私の転職理由は「10年後の自分が想像できない」という不安からで
そのきっかけは、コロナでした

日本で初めてコロナ感染が発表されたのは2020年、1月16日
そして最初の緊急事態宣言が同年の4月7日

当時私は飲食店の店長をしており、その日から数日間お店は休業
後にランチのみの営業に切り替わりました

この問題は様々な業種に影響を与え、特に「人と直接関わる仕事」に大きく悪影響を与えました

この問題は世界中で広がっていき、世界規模のパンデミックとなりました

2022年現在、あの日から2年半が経過した今、コロナはまだ終息していません
日本の経済は「withコロナ」と考え方を変え、「コロナと共に生きていく」考えに切り替わりつつあります
勤務していた飲食店も現場だけではなく、オンラインデリバリーサービスの導入、ECサイトの利用など
戦う場所を「現場」ではなく「インターネット」に切り替える企業が増え
店舗を持たずデリバリーサービスのみで商品を販売するゴーストレストランの出店も増えました

猛スピードで変わっていく飲食店の環境に

10年後の自分は何を仕事として働くのだろう

「将来の飲食業も知識がなければ仕事がなくなる」

という不安を感じ、知識を得るための勉強をするために退職しました

 

自分のことを考える時間、行動できる時間

2021年、日本の20~50代男女の正社員転職率が過去6年間で最も高い数値になりました
転職率増加の要因は、在宅勤務の浸透により、出勤時間が削減されたことで、転職活動する時間が増え、在籍中の転職がしやすい環境になったためです

 

 

 

 

 

 

 

 

転職を考える時間が増えた

確かにその通りです、私も自粛期間に
自分を見直すことで、自分自身の問題点を明確にできました

リモートワーク、勤務時間短縮などにより、私と同じように自分の今と、これからの自分を見直す時間や、「この時間を利用して新たなスキルを身につけた」

という方もいると考えられます

次は転職を決意した理由について職種の関係がない総合の理由について調べてみました。

 

 

 

 

 

 

 

結果はこの通りで、6位の理由以外「会社への不満」で転職を決意しています
あなたは転職を考えたり、行動したことはありますか?

その時の理由はどのようなことでしたか?

私は正直不満、ありました

転職を決意する前から本当にたくさんあって

・勤務時間、拘束時間が長いのに給料が低い
・昇給できたとしても一握りの人が入れるであろう狭き道のり
・自分のスキル的にも昇給できても複数店舗管理職ができるかできないかくらいの力量
・昇給できたとしても勤務時間や休みがなくなる現実には変わりはない

など仕事のことを考えるともう不満だらけです

飲食業を辞める理由として多く挙げられるのが勤務時間、給料、休みへの不満が多く
同じ意見を持つ方は多くいます

転職や退職のことも考えますが、行動に繋げず、知識を得ようとしない自分もいました

 

「時間がないから勉強ができない」

「休みがなく、疲れているしストレスも溜まっている」

「今はめんどくさい」

 

など、自分の心に「言い訳」を与えることで
その場から動こうとしないのです

実際に休みが少なく、勤務時間も長く、帰ったら寝るだけの生活でしたので
確かに厳しい部分ではありました

コロナ禍を過ごす中、冷静に考える時間をもった時

「言い訳」は本当に「言い訳」でしかないと認識できました

この認識の理解により、自分自身に鞭を打ち本気で転職を考えました
今転職をしようとしても新しい知識がないため、今まで積み重ねてきた経験を活かした飲食店舗への転職になってしまう

これでは意味がない

今の自分に足りないものは新しい場所へ行くための知識と経験

一定期間、知識を得るための時間を確保する

この選択を選ぶことで転職ではなく、退職をしました

 

40歳になる男が無職になるのです

 

正直怖いです

 

当たり前のことの変化、進化する「ネット社会」

飲食業も現場だけのスキルだけではやはり限界があり
その先の景色を見るには少なからずその先の知識を遅かれ早かれ学ばなければいけません

腹を括って知識を得る努力をしようと考えます

それに飲食店自体の変化も見受けられ、商品の販売方法も、接客販売からオンラインフードデリバリーやECサイトなどのオンライン販売を行う企業も増えています

店舗の仕事内容にも変化があり
居酒屋や回転寿司のように、タッチパネルで注文し、寿司ならレーンから商品が届き
居酒屋ならロボットがテーブルまで商品をお届けする店舗もあります。

あなたはこのロボットを見たことはあるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

飲食店に導入されている猫型ロボット(写真提供:USEN)

 

飲食店で導入が始まっているロボットです
「配膳業務」のお仕事ができます、このロボットの時給は123円と人件費的にも優秀
しかし今はまだ動きが遅く、料理の把握も出来ないため、従業員が商品をトレーに乗せて

「持っていく」ことしか出来ません

共に働く人から見て、今はまだ期待に応えていない部分もあるでしょう
しかし3年後、7年後、10年後、このロボットは多くの優秀な技術者によって研究され
様々な知識を得て、アップデートしていきます。

実際に、ネット社会へアップデートしていくこの飲食業界について業界を代表する経営者たちが、2016年の8月に行われた「FOODiT TOKYO 2016」というイベントでこのような話をしていました

・調理スキルを持つロボット

・デジタル化された調理情報の販売

・飲食行動をリコメンデーションするサービスの登場

・飲食店以外の場所で高クオリティな食事が楽しめる仕組み

 

などを発表しています

10年前までは、人が接客、調理、提供、お店を管理をすることが普通でインターネットを利用した仕事内容は今と比べ格段に少なかったです

あの日から10年後の現在で時代はここまで大きく変わりました

コロナ禍のこの2年半の期間に大きく人の生活が「変化」して
大きく舵を取ったことも感じられますが

これからも当たり前のことだったものや行動が
この「ネット社会」で大きく変化していくでしょう

人が想像するものは、必ず未来で実現する

こんな話を聞いたことがありますが、今は容易に想像ができますね

10年後の未来を考えた行動を、自分にできることを考える

「10年後の自分が想像できない」

冒頭のお話に出てきたと思います

しかし、「できない」では前へ進めません

想像してください、ゆっくり考える時間はあるのだから

 

10年後、あなたは何をしていたいですか?

 

そして、本当に無駄になりますか?今持ってる知識や経験
と自問自答を繰り返しました

 

飲食業もインターネットを経由し、様々な商品を売っています
今は食事をする場所も、予約をするとこも、ネットで調べる人が多いです

もしかしたらこの知識を身につければ、今までの飲食経験も活かせるのではないかと考え、webデザイナーという職種に興味を持ちました

言葉の通り、webサイトを作成、デザインするお仕事です

調べて初めてわかってくるのですが

「未経験でも始められる」「未経験から始める」という言葉が目に入ります

自分の知識では関わることができない職種だと思っていたので

「未経験」という言葉がとても勇気付けられる言葉に感じました

 

でもよくよく考えると、遅いか早いかで
最初はみんな未経験なので

一歩踏み出せるか、問題はそこなんだと思いました

しかし調べていくともっと飲食業の経験を活かせそうな職種を発見します

それがマーケティングという職種

世の中の動きを察知して、それに合う商品やサービスを提供する仕事です
この職種は「人の立場になって物事を考えていかなくてはいけない仕事」です

私たち飲食店の現場仕事とよく似ていると感じました

 

もちろん飲食業にもマーケティングは使われていて様々な分析方法で商品やサービスの提供方法などを施策していきます

この知識を得て、人の役に立ちたい

こうして私は知識を得て、異業種への挑戦に一歩踏み出すことができました

そして現在も、その挑戦は続いています

まとめ

今回のお話で紹介したのはwebデザイン、マーケティングという職種でしたが
飲食業から異業種への転職についても、様々な職種がありました

知識を得る努力と、一歩進む勇気

諦める前に「1日30分」だけ勉強するなど、一度進んでみてはいかがでしょうか

飲食業の経験で一番強いスキルは私は「コミュニケーション能力」だと確信しております
人を思いやること、どんな商品やサービスもここがはじまりではないでしょうか

ぜひ一度、自分を見直す時間を作ることをお勧めします

読んでくださり、ありがとうございました

 

 

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