転職でキャリアアップをするために意識するべきこと

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転職は当たり前、という風潮の強い昨今ですが、実際に転職を行う人には様々な理由があります。今の職場が合わなすぎる、出産を期に働き方を見直したい…など、人それぞれ転職に踏み切る背景は異なりますが、特に20代〜30代のビジネスマンの場合ですと『キャリアアップ』を目指した転職を考える方が多いでしょう。

とはいえ、転職は本当にキャリアアップに繋がるのか?逆に、うまくいかないケースもあるのか…など、キャリアアップを目的に転職を考えている方の、気になる情報をご紹介します。

そもそもキャリアアップとは

キャリアアップと一言に言っても、人それぞれその意味合いは異なります。何となく「キャリアアップしたいな〜」と言っている方は、まず自分が具体的に「何をキャリアアップ」と捉えているのかを、整理する必要があります。

例えばですが

  • 年収を上げたい
  • より有名な企業で働きたい
  • プレイヤーではなく管理職・マネージャーとして働きたい
  • 雇用形態を変えたい(契約社員→正社員)
  • 仕事内容を変えたい(営業→人事)

などが、キャリアアップの具体的なイメージとして挙げられます。

上記を参考にしつつ、自分が考えるキャリアアップをより具体化した上で、転職活動を進めるようにしましょう。

新卒2年目・3年目の友人とかだと、「違う仕事がしたい」と言って営業から経営企画の仕事に転職するケースが多いですね。社内だと、いつ異動させてもらえるかわからないから…と。

「転職しない」というキャリアステップも考えるべき

「キャリアアップする為には転職しないと」と盲信してしまう時もありますが、そういう人は一度、このまま今の会社に勤めていたら、キャリアアップってできないんだっけ?と考える時間が必要です。

確かに、転職市場における求人は年収・仕事内容をイメージしやすいので、キャリアアップの選択肢として際立ちますが、転職後は仕事・人間関係に慣れる時間が一定期間必要であったり、社風に馴染みきれないなどのリスク・デメリットもあります。

ですので、今勤めている会社で「昇進を目指す」であったり「希望の部署に異動する」といったキャリアアップの方法は、リスクも少なく、むしろ現実的・効率的である可能性があります。キャリアアップを考えているなら、上司に相談したり人事部に相談してみるのが良いでしょう。会社に残るという選択肢、転職するという選択肢、それぞれをフラットに見据えてキャリアアップに向けた道筋を形作っていくことが、何より大事になると言えます。

キャリアアップを目指して転職活動をする時に意識すべき3つのこと

さて、キャリアアップを目指した転職活動を行う際は、どういったことに気をつけるべきなのでしょうか。転職活動は経験がない人にとっては非常に難しいもので、キャリアアップを目指した転職だったのに、結果的に前よりも満足度の低い仕事をしてしまう…という方も多いのが事実です。

キャリアアップを目指した転職においては、次の3つのことを特に意識して取り組んでみましょう。

  1. 自分にとっての『キャリアアップ』を定義する
  2. 自分の市場価値を知る
  3. 転職市場の動向を知る

1はすでに簡単に触れているので、ここでの説明は割愛します。

自分のスキル・市場価値を客観的に整理する

転職は求人を出している企業とのマッチングです。ですので、まずどの求人を「自分の何のスキルが、企業から評価されるのだろう」としっかりと考えてみましょう。

スキルには、英語力や資格のように目に見えてわかりやすいハードスキルもあれば、論理性・スタンスなど、なかなか見えにくいソフトスキルもありますが、客観的に見て自分がどういうビジネススキルを備えていて、転職市場においてはどういう水準にあるのか…は、転職エージェントのように、多くの転職者との接点を持っている「プロ」に相談してみるといいでしょう。

無理にキャリアアップを目指して、自分のスキルから大きくかけ離れた求人に応募するのは効率が悪く、受かったとしてもうまく仕事に馴染めない可能性もあります。現実的なキャリアアップを目指せるよう、まずは自分のスキル・市場価値について相談してみましょう。

転職市場の動向を知る

キャリアアップがうまくいくかは、転職市場における需要と供給のギャップをうまくつけるかにかかっています。企業側が人を求めていない業界であれば、なかなか好条件を獲得するのは難しいのは想像に難くないですよね。逆に、人が足りていない企業・業界であれば、転職活動時に強気に条件を引き出すことができます。

転職市場は日々変化しますから、インターネット上だけで情報を集めるのはかなり困難です。ですので、そういた情報に精通している転職エージェントは、ここでもやはり頼りにしたい存在と言えます。

また、どういう求人が今あるのかについてはしっかりと知っておかないといけないので、エージェントに積極的に求人を紹介してもらうよう伝えるのも重要です。明確にキャリアアップにつながる求人があっても、気づかないままでいるともったいないですからね。

(個人的意見)20代のキャリアアップについて

僕は新卒でリクルートに入社したのですが、会社の同期は比較的みんな、自身の中長期のキャリアを真剣に考えていました。特に3年目くらいになってくると、基本的な業務は問題なくこなせるようになったもののなかなかその先の成長ステップが見えにくく、悩みを抱えがちです。なので、この時期に転職を本格的に考え始める人がだんだん増えてきます。

一方で、20代ですとまだスキル・経験が不足している場合も多く、転職市場で思ったような評価を受けられない可能性があります。そういう意味では、「会社に残る」選択と「転職する」という選択、それぞれをしっかりと天秤にかけて考える必要があります。

僕が転職エージェントに登録したのは新卒2年目の冬でしたが、これからの数年、どう仕事に取り組んでいるかを考える参考として担当者に面談をお願いしました。そこで担当者の方に言っていただいたのは

  • 「職歴(新卒でリクルート)」としては転職市場で高い評価を受けられる
  • 一方で、財務の部署での経験が短いので、その経験・スキルを転職時にアピールするのは難しい

という内容でした。この話を受けて、自分は今焦って転職を考えるよりも、今の部署でまだやったことのない仕事を一つ一つ挑戦していく方が良いと考えました 。

転職市場においては、複数回の転職はそれほど良い評価は受けにくいことを考えても、20代で転職に悩んでいる方は「自分が今いる会社でキャリアアップできる余地はあるか」という観点を少し強めに持って検討してみるのがよいのではないでしょうか。

全く業種・職種を変えるなら早い方がよいかも?

ただし、キャリアアップというよりは「全く別の職種・業種に挑戦したい」と一からのリスタートを考えている場合は、早めの転職活動を進める方が良いと言えます。入社3年目以内であれば、第二新卒としての転職活動も視野に入れて考えてみましょう。

転職エージェントの方曰く、有名企業の中で、新卒2年目くらいで転職者を受け入れてくれるのはリクルートかサイバーエージェントあたりくらいです…とのこと。実際、リクルートって「2年目で転職してきました!」という方がめちゃくちゃ多いです。

転職でキャリアアップしたい方に薦める転職エージェント

さて、キャリアアップを考える時には「転職エージェント」をうまく活用することが重要と書いてきましたが、実際に相談をするのにオススメの転職エージェントをご紹介します。わかりやすいように「総合型エージェント」と「ハイキャリア向け」で分類します。

リクルートエージェント

リクルートエージェントの特徴は、求人総数の多さがまず挙げられます。ネームバリューが強いので、転職検討者にとって安心感があるのはもちろんのこと、人材を探している企業側もリクナビに求人を預けたい…という考えになります。

リクルートグループはもともと求人領域から始まった会社なので、リクルートエージェントやリクルートキャリアのような人材領域には特に力を入れています。転職エージェントの転職検討者へのサポートも充実しているので、「キャリアアップを目指して転職活動をしている」という意志があれば、その考えに寄り添って助けてくれることでしょう。

doda

『doda』はパーソルキャリアという会社の運営する転職エージェントです。深田恭子さんのCMもよく放送しますので、名前だけは知っている…という方も多いのではないでしょうか?

僕が最初に転職エージェントで実際に会話したのは、このdoda社でしたが、「丁寧にサポートしてくれる」という評判通り、現実的に今後キャリアアップを考えるならどういうキャリアを進めていくのがよさそうか、転職市場の状況も踏まえつつ真剣に考えてくださいました。

職務経歴書や面接対策などの実践的な選考に関するアドバイス・サポートも充実しているので、転職エージェント検討の際には真っ先に候補に上がってくると言ってよいでしょう。

以前は「インテリジェンス」という社名でした。そっちのほうが馴染みある人も多いかも?

パソナキャリア

人材派遣事業を手がけるパソナキャリアは、リクルートエージェント・dodaに比べると求人数は劣りますが、その分転職検討者、特に「キャリアアップを志向している」方へのサポートを徹底しています。

アピールポイントにも記載されいますが「年収UP率は67.1%」となっており、より良い条件での転職を実現するだけのマッチングサポートと、企業側への給与交渉への強さが見て取れます。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、ここまで紹介してきた転職エージェントに比べるとはっきり言って求人数では見劣りします。

ただし一点特徴があり、新卒採用メディアとしての「マイナビ」での企業との結びつきを生かし、第二新卒・既卒への求人紹介で強みを発揮することができます。ですので、左記ん当てはまる方、もしくは20代でスキルにはまだちょっと自信はないが、転職を検討している…という方は、ぜひ活用してみてください。

※(参考までに)マイナビ転職との違い

JACリクルートメント

JACリクルートメントは総合型の転職エージェントとは明確にターゲット層が異なっており、ハイキャリア、すなわりプレイヤーとして活躍してきた方・マネージャークラスの人材の転職サポートを標榜しています。ですので、20代の若手の方よりも30代〜の経験・実績が豊富な方向けの転職エージェントと言えるでしょう。また、外資系企業との取引実績が多いことも、大きな特徴です。

案件は「量より質」、既に活躍しているビジネスマンがさらなるキャリアアップを考える際にはうってつけの転職ージェントと言えます。ただし、自分のスキル・実績がまだ十分でないならば、このエージェントを使うべきではありません。

転職マッチングサイト「ビズリーチ」

転職エージェントを上記で紹介してきましたが、よくCMで目にする「BIZREACH(ビズリーチ)」は転職エージェント・企業の人事担当者とのマッチングサービスとして、今転職市場でかなり注目を集めており、ユーザー数の増加が著しくなっています。

ビズリーチはイメージで言うと「リクナビNEXT」のスカウトメール機能に近く、登録するとヘッドハンターや企業から連絡が届き、求人を紹介してもらう…という流れになります。

「ハイクラス転職サイト」と標榜しているだけあって、今20代~30代の若手ビジネスマンがキャリアアップを考えるなら、利用を検討せずにはいられないサービスとなっています。転職エージェントそのものではないですが、より良い求人・エージェントに出会うための手段として、利用をお勧めしたいサービスと言えます。

ビズリーチは最近では自社の新卒採用も積極的に行っているので、社会人になって数年たった人たちが転職を検討し始めた際に、「そういえばビズリーチってあったな…」と想起しやすいのかもしれません。

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