AI(人工知能)を学びたくて、AIを学べるスクールを探している人も多いと思います。しかし、数多くあるスクールの中から自分にあったスクールを見つけるのは大変なもの。
私はAIを教えている9つのスクールの説明会、体験会、電話ヒアリングを行い、最終的に自身で通うスクールを選びました。その中でどんな選定基準で、何が決め手だったのかなどをご紹介していきたいと思います。
本記事では、「DIVE INTO CODE(ダイブイントゥーコード)」についてお伝えしていきます。
※以下、「DIVE INTO CODE」と記載を統一。
目次
スクールを選ぶ際の選定基準
私がスクールを選ぶ際に見ていた基準についてはこちら。
- AIの基礎内容を網羅している
- 理論や数学的な要素も学べる
- Pythonを使用して手を動かせる
- 対面形式
- 講師陣は実務経験者
- 説明会もしくは電話ヒアリング可能なところ
- 隔週参加(できれば毎日が嬉しい)
私の個人的な意向としては、AIエンジニアもしくはデータサイエンティストとして就職・転職ができるくらいの知識・スキルの定着を目標にしていたので、上記のような条件になりました。一から勉強するにはかなり難しい分野だとは思いますが、同じだけ時間や費用を掛けるのであればしっかりと身につけたいと考えて、このような条件にしています。
結論
先に結論をお伝えすると、私は「DIVE INTO CODE」での受講をすることにしました。
受講理由としては、
- AIの基礎内容を網羅している
- 理論や数学的な要素も学べる
- Pythonを使用して手を動かせる
- スクラッチも重視している(既存のコードを使わずに一から組み上げること)
- 対面形式
- 月曜〜金曜まで毎日10〜19時までの缶詰学習(4ヶ月で約720時間の学習時間)
- 講師陣は実務経験者、メンターは大学院生などの研究者
- 体験会で疑問点を質問できたこと
こういった部分で、受講を決めました。9つのスクールを見比べる中で、自身の求めていた内容に対して一番合っているなと感じたので、受講を決めた形になります。
「DIVE INTO CODE」の基本情報
運営会社
- 企業名
株式会社DIVE INTO CODE - 所在地
<本社オフィス> 〒150-0044 東京都渋谷区円山町28番4号大場ビルA館4階ab - 事業概要
DIVE INTO CODE :プログラミングスクール
SECONDTEAM :卒業生による受託開発
DIVE INTO WORK :エンジニア人材紹介サービス
株式会社DIVE INTO CODEは2015年創業の会社。事業はプログラミングを主軸に、人材の育成、受託開発、紹介などをメインに事業を展開しています。海外でのIT教育や雇用の普及などにも積極的に取り組み、エンジニアの創出と雇用の拡大を目指している企業。就職サポートや卒業生向けの受託開発事業などを展開しているのも特徴です。
場所
- 東京校
〒150-0044 東京都渋谷区円山町28番4号大場ビルA館4階ab
オフィス、教室はともに東京の渋谷にあります。道玄坂方面に駅から10分程度の場所にありますので、通いやすい場所になります。
開催時期
- 開始:1月と7月の中旬頃
終了:開始時期から4ヶ月後
締め切り:開始時期の前月中旬頃まで(定員の空き状況、入金確認などは注意)
※詳しい日程は「DIVE INTO CODE」の公式ページをご参照ください。
開催時期は1月と7月の年二回になります。開催の3ヶ月程前から体験会や面談を行なっておりますので、気になる方は内容を聞きに行くのもありかと思います。定員数が10名程度と割りと少なく、締め切り間近になると一気に枠が減る可能性がありますので、早いうちから情報収集をしておくのがおすすめです。
コース
コースについては、以下の3つが用意されています。
「DIVE INTO CODE」では、大きく分けて「機械学習エンジニアコース」と「Webエンジニアコース」の2つに分かれています。
「機械学習エンジニアコース」
「機械学習エンジニアコース」では、機械学習エンジニアとして就職することを目的にプログラムが組まれており、4ヶ月の間ほぼ毎日朝から晩まで学習を行います。その為、短期間ではありますが、実務で通用するスキルが身につく仕組みになっています。
「Webエンジニアコース」
「Webエンジニアコース」では、HTMLやCSS、RubyやJavaScriptといったプログラミング言語を学び、Webエンジニアとしてのスキルを身につけます。就職を目指す「Webエンジニアコース(就職達成プログラム)」と、オリジナルのWebアプリケーションのリリースを目的とした「Webエンジニアコース(新規事業創造プログラム)」に分かれています。
本記事はAIコースをメインに記載していますので、その点はご了承ください。
入試の有無
「DIVE INTO CODE」では、受講するにあたっての入学試験に合格しなければなりません。その為、受講を決めたとしても、試験にパスしなければ受けることができませんので注意が必要です。
入試の範囲として以下の内容が記載されていますので、気になる方は先に見てみるのもいいかと思います。
受講スタイル
受講スタイルについては、「対面形式」のみになります。月曜〜金曜まで毎日10〜19時まで教室に通い、個別開発やチーム開発など様々な方法で学習を進めていきます。質問は対面でもオンラインでも可能で、仮に19時以降や土日を挟んだ場合でも質問をすることができます。
対面形式のみ:「機械学習エンジニアコース」
対面及びオンライン:「Webエンジニアコース(就職達成プログラム)」、「Webエンジニアコース(新規事業創造プログラム)」
対面形式のみなのは「機械学習エンジニアコース」だけですので、その他のコースを検討される方はお気を付けください。
講師陣(メンター)
講師の方は実務経験豊富なメンバーであり、質はかなり高いと言えます。ただし、講師の方は毎日付きっきりというわけではないので、基本的にはメンターの方が常駐しているということになります。
とは言え、メンター陣も大学院で研究をしてきたような方や現役の方ばかりなので、わからないところがあってもすぐに解決できる仕組みにはなっています。
詳しく知りたい方はこちら→「DIVE INTO CODE」講師紹介
価格
価格についてはこちら。
機械学習エンジニアコース | Webエンジニアコース (就職達成プログラム) |
Webエンジニアコース (新規事業創造プログラム) |
|
入学金(税込) | 200,000円 | 100,000円 | 100,000円 |
受講料(税込) | 798,000円 | 498,000円 | 498,000円 |
受講期間 | 4ヶ月 | 4ヶ月 or 10ヶ月 | 10ヶ月 |
総額(税込) | 998,000円 | 598,000円 | 598,000円 |
返金保証 | 無 | 有(※) | 無 |
各種割引 | 無 | 無 | 無 |
※ クオリティギャランティ:卒業後、一定期間内に就職ができなかった場合、全額返金。
各コースによって少しずつ違いはありますが、基本的には4ヶ月か10ヶ月の期間となります。価格は約60万円〜100万円とかなり高額。「Webエンジニアコース(就職達成プログラム)」のみ、就職できなかった場合の全額返金保証が付いてますが、その他での保証は特段ありません。
ちなみに、各プログラミングスクールの大凡の平均が10万円/月程度になりますので、それを踏まえて見ても割高感は否めませんね。(もちろん単純比較はできませんので、ご参考までに)
「DIVE INTO CODE」の特徴
平日は毎日学習を行う「DIVE INTO CODE」ですが、進め方にも特徴があります。「Sprint」という2日間単位のサイクルを繰り返して進めて行く形式を取っています。
この内容を2日間単位で行うので、1日目と2日目のスケジュールは下記のような内容になります。
ここは他のスクールでは行なっていない内容なので、「DIVE INTO CODE」の特徴であり強みでもあります。
ヒアリングでわかったこと
上記の他、体験会に参加してわかったことについて、書いていきます。
アウトプットの機会が多い
授業形式でインプットを増やすというよりは、課題に対してペアになってプログラミングを組んでみたり、論文をメンバーで読み解きながら進めたりなど、「受け」の形式をあまり取っていないのが特徴。発表する機会も多く、理解していない状態で進んでいくことがなく、知識の定着がしやすい内容になっています。
スクラッチする機会も多い
スクラッチとは、既存のコードを使わずに一から組み上げることを指します。他のスクールでは基本的に既存のライブラリ(雛形)を使用して進めることが多いですが、「DIVE INTO CODE」では一から組むことも重視しており、その時間も作っているのが特徴。
スクラッチから行うことでより理論やコードへの理解が深まり、自力で作り上げる力が付きやすくなります。
その他比較したスクール・学習サイト
比較したスクールや学習サイトについて、以下に記載します。
- AIジョブカレ:電話ヒアリング
- AI Academy:電話ヒアリング
- Aidemy:オンライン面談実施
- Data Mix:説明会参加
- キカガク:説明会参加
- TECH::CAMP:体験会参加
- Tech Academy:説明会参加(動画)
- TECH BOOST:面談実施
- Udemy
- PyQ
- Progate
スクールに関しては、説明会や体験会があるところは参加し、オンライン面談のみのところは面談を実施。もともと説明会などを設けていないところは除外するようにして比較を行いました。
学習サイトについては、補足的な立ち位置の印象を持っているので、スクールに通う中で不足する部分を補うような形で利用していこうと考えています。どれも使い勝手が良さそうなので。
まとめ
ここまででお伝えしてきました通り、9つのスクールの説明会や体験会、電話ヒアリングを経て、「DIVE INTO CODE」の受講を決めました。
AIの分野は専門的で難しい分野になりますが、講師陣の実務経験値やカリキュラムの進行速度、学習形式など、総合的に見てもしっかりと学べそうなスクールだと個人的には思います。
この記事を読んで気になった方は、「DIVE INTO CODE」を検討してみてはいかがでしょうか。
DIVE INTO CODEの入学試験は突破できましたでしょうか。
鈴木様
コメント頂きありがとうございます。
DIVE INTO CODEの入学試験には無事合格することができました!
入試範囲に記載されているところを学習することで、問題無く突破することができるかと思います。
もし入学をお考えの際は一度見てみてください。