【体験談】期待外れの「侍エンジニア塾」。40万円は高過ぎる出費…

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「侍エンジニア塾」…プログラミングに関連するキーワードを調べていると、よく見かけるプログラミングスクールの名前。スクールをまだそれほど真剣に探していなかった人であっても、なんとなくその名前を見たことはあるのではないでしょうか?

少し覗いてみるかとホームページを開くと、こんな文言が目に飛び込んできます。

  • 「最短1ヶ月でフリーランスエンジニアになる方法」
  • 「3ヶ月で時給4000円のフリーランスエンジニアになる方法」
  • 「オリジナルアプリを3ヶ月で作る方法」

んーとても気になる文言がズラリ。

当時、私は無料プログラミングサイトを2つとプログラミングスクール1校を通い終え、オリジナルアプリの開発をしたいと考えていました。ですので、上記文言に引き寄せられるかたちで、すぐに無料体験レッスンの予約をしました。(実際は体験レッスンというよりただの面談でしたが…笑)

結論から言うと、「まんまと乗せられたな」って感じですね。詳細は以下に記載しますが、心の声を少し漏らさせてください。

受講後に感じたこと

オオカミ先輩

動画教材が全然使えへん、たしかに基礎は学んだ後やけど復習しながら進めたいって言ったやん、フルオーダーメイドのカリキュラムってどれを指してたんやろ…謎、基礎が終わってる場合はカリキュラムは無しということですかな、シェアオフィスいつでも使って良いって言ってたやん、インストラクター2人つけてくれたのに1人全然動いてくれへんやん、聞いても「調べてください」って調べた後なんですがどうしろと…、「調べろ」って言うだけならインストラクターの意味無いやん、オフィス使えへんのやったら別のスクール行くから返金対応して、なんで無理やねん…そこ大事やしって何回も聞いたやん「ちゃんと説明しました」ってまるでこっちがヤカラみたいに…、終了の案内とか普通せーへん、恋愛の自然消滅みたいにフェードアウトしよって、クラウドソーシング案件って誰に聞くん、説明すらなかったけど、基本インストラクターさんとしか会わんから社員さんと会わへんし会社としてのサポート体制ボコボコ、フォローとかもないしどうなってんの、周りと関わりがなさ過ぎてこれが普通かと思ってたけど卒業生コメント見るとめっちゃ評価高いやん…なぜなんだ、これで40万は高過ぎやろ、皆んなこれで満足してんの、逆に聞いてみたい…

自分で書いてみてびっくり、良いところが全然出てきませんでしたね。(笑)

少なからず「侍エンジニア塾おすすめですよ!」という感じに収めようかと思ったのですが、申し訳ございません、私の体験からはおすすめできる部分がほぼなかったです。

ですので、本記事を読まれる方は、「こういう受講生もいるんだ」と参考までに読んでいただければと思います。それでも「私は絶対に侍エンジニア塾が良い!」と思われる方もおられるでしょうし、実際に評価の高いコメントを挙げている卒業生の方もおられ(?)ます。

ご自身の判断材料の一つとして見ていただければ幸いです。

補足
私は30歳まで文系職種しか経験してこず、プログラミングも少し見たことがある程度でした。「侍エンジニア塾」にはオリジナルアプリを作る目的で入学。この時点で、無料プログラミングサイトを2つとプログラミングスクール1校を通い終えていました。その後、さらにプログラミングスクール1校に通ったのち、この記事を書いています。その経験も含めて、お伝えしていければと思います。

と、その前に。

最初に挙げていた3点について、学習した者の所感として先にお伝えしておきます。

フリーランスになれる人もいる、だが大半は厳しいというのが現状

  • 「最短1ヶ月でフリーランスエンジニアになる方法」
  • 「3ヶ月で時給4000円のフリーランスエンジニアになる方法」
  • 「オリジナルアプリを3ヶ月で作る方法」

冒頭に挙げました上記3つの文言。セールストークとして見かけることもありますが、実際どうなのかと感じる方も多いと思います。

結論から言うと、「最短1ヶ月でフリーランスエンジニアになる方法」と「3ヶ月で時給4000円のフリーランスエンジニアになる方法」はほぼ不可能です。「オリジナルアプリを3ヶ月で作る方法」は本人の努力次第で可能。だが、厳しい道だということをお伝えしておきます。

もし仮に「最短1ヶ月でフリーランスエンジニアになれる」としたら、エンジニア不足なんて起こらないでしょう。私が個人的に開発依頼をしたエンジニア歴10年のプロのエンジニアさんで時給4000円です。それでも高いと言っておられました。(企業のメンタリングとかだと2000円程度だとか…)

「3ヶ月でオリジナルアプリを開発」は、努力次第で可能です。難易度にもよりますが、私もプロトタイプを作るところまでは行けました。完成はしていませんが、正直ここまでできればそれなりの知識・スキルが身につきますので、十分使えるとは思います。(独学の時間もあるので、3ヶ月と言ってしまっていいのか微妙ですが…)

勿論、1ヶ月でフリーランスとして活躍されている方もおられるとは思いますので、絶対に無理というわけではありません。ただ、相当努力する必要があると思いますし、その人の得手不得手にも関わることとは思います。

なぜ、1ヶ月でプロスポーツ選手にはなれないと判断できるのに、プロのエンジニアにはなれると思ってしまうのか?

私はこれまでに甘い言葉やセールストークに釣られ、多くの失敗をしてきました。今回も似たようなことだと思っています。

スポーツや音楽、文学や語学など、自身が小さい頃から経験してきたことは「たった1ヶ月でお金を稼げるようなスキルを身につけるのは無理だ」と判断できます。

しかし、プログラミングのような新しいスキルだとその判断ができない。経験がないので甘く考えてしまう。そういった時に、

  • 「最短1ヶ月でフリーランスエンジニアになる方法」
  • 「3ヶ月で時給4000円のフリーランスエンジニアになる方法」
  • 「オリジナルアプリを3ヶ月で作る方法」

このような言葉を見ると、ついできる気がしてしまうのだろうなと感じます。

まぁ要するに表記が悪いですね(笑)。

「できればいいけど、できなくてもそれは自分達のせいではなく、学ぶ側の努力不足」と言えば、問題ないという話なんでしょうね。

あ、そうそう表記について、つい最近も侍エンジニア塾の表記に関する内容で炎上してましたね。(「侍エンジニア塾 炎上」などで検索可能)

「侍エンジニア塾」の炎上騒ぎについて

2018年10月12日、Twitterユーザーのある投稿から炎上する騒ぎが起こりました。

内容を簡単に説明しますと、「通常10万円の入塾金が先着で無料になるというキャンペーンとして「○○日までに無料体験レッスンを受けた方のみ」対象と記載していたのですが、その部分のプログラム上の記述を書き換え、「いつこのWebサイトのページを見ても、見ているその日から7日後の日付が表示される」ように作り込まれていた(10月12日なら10月19日、4月1日なら4月8日まで…といった感じです)ということです。これはダメですね…。景品表示法に引っかかる内容ですし、何年も前からそうなってたみたいですので…ユーザーを騙していたことに他なりません。

また、その後に侍エンジニア塾から以下のお詫びの文章が掲載されたのですが…

お客さま各位平素より弊社サービス「侍エンジニア塾」をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
この度、弊社サイト内のキャンペーン表示において、不適切な記載があったことをご報告するとともに、お客さまならびに関係各位に大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。本件は社内におけるチェック体制が徹底されていなかったことに起因しており、直ちに改善活動を行い、問題の記載については既に訂正いたしております。
■対象表記内容
誤表記内容 ① 料金表
【誤】入塾料:10万円 → キャンペーン期間中につき先着20名様無料!!
【正】入塾料:0円
誤表記内容 ② トップバナー
【誤】通常 10万円 の入塾金0円 ●月●日までに無料体験レッスンを受けた方のみ ※先着20名様限定になります。
【正】該当箇所削除

 

■今後の対応
一律入塾料無料にて対応を実施して参ります。

■対応方法
今後、キャンペーンやプロモーションなどを実施する際には、当該責任者のチェックを徹底いたします。

弊社はこの事実を真摯に受け止め、今後の再発防止に努めてまいります。
今後このようなことが起こらないよう、研鑽を積んでいく所存です。これからも変わらぬご愛顧と、皆様からのご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

-引用:弊社サイト内表記に関するお詫びとお知らせ

「誤表記」…?意図的にプログラムを実装していたにも関わらず「誤表記」としてお詫び。なんでしょうねぇ…どうも誠意に欠ける対応に感じてしまいます。「ごめんなさい!騙してました!もうしません。許してください。」くらいの方が、個人的にはスッキリするのですが…。

炎上の詳しい状況については、下記のブログがとてもわかりやすい内容になっていますので、気になる方は見てみてください。
古巣の侍エンジニア塾(株式会社侍)の炎上について思うこと【2018/10/23追記】

もともと侍エンジニア塾で働かれていた方(井上慎也さん)のブログになりますので、内容が結構生々しい…。加えて、井上さんのTwitterを見ると返金保証の問題についても意味深なツイートがなされています。

返金保証についても、「解約したいのに解約できない。利用開始後だと解約金100%が発生するので、返金に応じてもらえない。」といった事象が起こっており、これも不当請求ではないか?という話が出ています。(詳しくは「iust answer.法律」をご覧ください)

もしかして私の時もそうだったのか…なんかもうボコボコですね。このまま説明を続けていいのかよくわかりませんが…少し中身について見ていきたいと思います。

「侍エンジニア塾」の基本情報

運営会社

  • 企業名
    株式会社侍
  • 所在地
    <本社オフィス>    〒153-0044 東京都目黒区大橋2丁目3番5号 Ohashi235 5F
  • 事業概要
    Samurai Engineer     :専属講師によるマンツーマンのプログラミングスクール
    Samurai Blog        :スキル、働き方、価値観、業界のことを知れる情報サイト運営
    Samurai Hack         :侍の働き方や考え方、社内の様子などの発信サイト運営

株式会社侍は2015年創業の会社。プログラミングスクールを主軸に、ブログなどの情報発信も行なっています。専属講師によるマンツーマンのプログラミングスクールという形態を取っているのも特徴です。

受講場所

当スクールでは、担当のインストラクターと合わせれば場所の指定はありません。「対面」にするか「オンライン」にするか、そういったところも調整が可能です。

ただし、「対面」の場合、基本的にはカフェなどになると思いますが、混み具合など日によって様々ですので毎回だと意外とストレスになることも…。また、レッスンは週に1回原則60分なので、「週4回カフェでお願いしたい」とかは難しいところではあります。

オオカミ先輩

カフェ代は経費が出ていたと思いますが、週に何回もとなるとインストラクターや自身の自腹になる可能性もあります。それだと対面の回数を減らしてオンラインなどにすると思いますが…どちらにしても意外と面倒臭いですね。

開講時間

  • 全日:8:00 – 22:00
    ※ 担当講師との合意の上で時間外の対応も可

時間については、基本的にはあってないようなものです。対面であればカフェなどの営業時間、オンラインだとインストラクターとの調整だけですので、互いの都合の良い時にという感じになります。

オオカミ先輩
インストラクターはフリーランスの方も多いので、8:00 – 22:00といっても日中は別の仕事をされていることもあり、タイムリーな質疑応答はあまり期待できないかもしれません。

講師陣(インストラクター)

インストラクターは全員がプロのエンジニアです。企業に所属されている方やフリーランスエンジニアの方など様々。能力に関しては問題なく感じます。(実際にお会いしたのは自身の専属インストラクターだけなので、他の方は少しはかりかねますが…)

ただし、上記でも触れましたが、別に本業を持たれている方も多いので、タイムリーな質疑応答はそこまで期待できません。また、相性もあると思いますので、二人三脚で進めて行く際に「どうもしっくりこない…」ということも人によっては出てくるかもしれません。

フルオーダーメイドカリキュラム

侍エンジニア塾では、カリキュラムは受講生一人一人に対してフルオーダーメイドでを組むことかたちをとっています。そのため、学べるスキルも受講生によって様々。

例として挙げられているスキルについて、以下に記載。

学べるスキル

【アプリ】

  • Swift
  • Android
  • Xcode
  • Monaca

【WEBサービス】

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • Ruby
  • PHP
  • Python
  • Java

【ゲーム】

  • C++
  • C#
  • Unity

【機会学習】

  • Python
  • TensorFlow

上記は一例なので、他にも学びたいことがあればオーダーメイドでの作成が可能かもしれません。その辺りは、もし希望があれば入学前に確認すると良いでしょう。

学べるスキルの説明

とは言え、どれを選べばいいか迷う方もおられると思いますので、気になる方は学べるスキルについて説明している「【初心者向け】プログラミング言語の種類と特徴を簡単に説明」をご参照ください。

教材

教材については、動画教材を使用するのですが、正直言って内容は微妙です。
レッスン前に少し見た程度で、基本的には使用せず。(以前通っていた「TECH::CAMP」の資料や、無料学習サイトの「ドットインストール」「Progate」などで復習していました)

専属インストラクターによるマンツーマンレッスン

当スクールで良かったのは、唯一ここかなと個人的には思っています。
専属のインストラクターとマンツーマンでのレッスンは、他のスクールを見てもあまり無い形態なので有難いなと思います。

プログラミング学習には基礎的な部分と応用部分があるのですが、基礎については正直市販の本や無料学習サイトでも学習が可能です。しかし、オリジナルアプリ開発などの応用になってくると、至るところでエラーやわからない部分が出てきます。その際に、プロのエンジニアに聞ける状態だとつまずかずに済みます。

ですので、オリジナルアプリを開発する際には、設計なども含めてプロのエンジニアに教えてもらえる環境が非常に大事になってきます。

インストラクターの個々の質や相性による部分もありますが、能力に関しては基本的には皆さんプロなので、問題ないと思っても大丈夫かと思います。

注意
私が受講した当時はマンツーマンでプロに教えてもらえるのは重宝しました。しかし、現在は講師が全員プロ+スケジュール管理などのメンターもプロというスクールもありますので、そこまで大きなアドバンテージがなくなってきてるようにも感じます。

初心者には向かない学習スタイル

「侍エンジニア塾」の学習スタイルは初心者には少し厳しい環境だと感じます。

「作りたいものが決まっている」「サポートがそこまでなくても努力できる」といった方は問題ないですが、「とりあえず興味があるから入学」という方だと「教材はそこまでわかりやすいわけではないし、エラーや質問も色々あるけど、インストラクターがフリーランスの先生だから日中はあまり返信が無く、思うように学習が進まない。学習への軸がないからモチベーションも維持できない…」と、こんな状態になりかねないので、初心者の方にはあまり向かないスタイルに感じます。

転職やフリーランスを目指される方についても、提携している企業や就職媒体を自社で持っているスクールも多数ありますので、そちらの方がしっかりとしたサポートを受けられると思います。

もし、「最短1ヶ月でフリーランスエンジニアになる方法」「3ヶ月で時給4000円のフリーランスエンジニアになる方法」「オリジナルアプリを3ヶ月で作る方法」こういったところに魅力を感じて検討されているのであれば、「やりたいこと」「なりたいもの」など目的がしっかりと見えている方がいいのではないでしょうか。

価格

最後は気になる価格について、見ていきます。

デビュー フリーランス ビジネス
入学金(税抜) 0円 0円 0円
月額(税抜) 0円 0円 0円
受講期間 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
総額(税抜) 168,000円 438,000円 698,000円
返金保証 (※1)
各種割引 (※2) 期間限定:5% 期間限定:10%

※1 返金保証については、現在の実施状況など運営機関にご確認ください。
※2 割引については、実施期間など含めて運営機関にご確認ください。

料金体系については、正直高いですね。他スクールも含め、3ヶ月でおおよそ300,000円程度が平均的な価格設定になっていますので、強気な設定に感じます。

転職に強かったり、フリーランスになるための手厚いサポート・自社から案件を振れる仕組みがあるなど、サポート体制の充実などがあればまだいいかもしれませんが、「フルオーダーメイドカリキュラム」や「マンツーマンレッスン」という特徴のみで、16万円〜70万円の料金設定だと他スクールと比べても割高に感じても仕方がないですね。(私が知らないだけかもしれませんが)

私の場合はフリーランスコースを受講していましたので、唯一良かったかもと思える「マンツーマンレッスン」のためだけに438,000円を支払ったことになります。高過ぎる出費ですね…

読者の方は私みたいにがっかりしないように、よくご検討いただければと思います。

オオカミ先輩
私が入学した当時は「プログラミングスキルが全く上達しなかった際には全額返金保証」というのがありました。正直スキル云々以前に話が違うという部分があったので返金を申し出ましたが、「返金事由に該当しない」と突っぱねられました。まぁ自分くらいなのかなと思っていましたが、返金問題など色々やらかしているスクールなのは後々知ったので、失敗だったなと感じています。皆さんは「失敗だったな」と感じないように十分比較検討してくださいね。
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4 件のコメント

    • memememe様

      はじめまして。コメント頂きありがとうございます。
      ご参考にして頂けて嬉しく思います。
      その後につきましては、少し自習期間を経てから、「TECH BOOST」(株式会社Branding Engineer)に入りました。
      (詳細をお伝えすると長文になってしまうので、詳しくはこちらをご覧頂けますと幸いです:
      https://soeur.me/business/programming-skill/review-techboost)

      また、プログラミング学習をしてきた中での成果や失敗、最適な学習方法やツールなどもまとめてみましたので、もしよろしければこちらも参考にしてみてください。
      https://soeur.me/business/programming-skill/learning-method

      それぞれに求めていた環境も異なりますが、ご参考にして頂けますと幸いです。
      今後とも引き続き宜しくお願い致します。

  • ブログ拝見いたしました。ありがとうございます。
    現在、私も30代プログラミングほぼ未経験でここからフリーを目指すのが現実的なのかどうか試行錯誤
    しており、その中でプログラミングスクール似通う選択肢についても考慮しています。スクール選びは確かに
    難しいことですね。向き不向きなどもありそうですし、本人のプログラミングに対する向き合い方、才能も関係するのではないかと感じています。
    それで、3つのスクールでエンジニアを目指し現在はどうなされているのでしょうか?差し支えなければ教えていただけますか?
    また、techboostのデメリットに関してもありましたら教えてくだされば嬉しいです。

    • 小坂 幸子 様

      はじめまして。ブログを御覧頂き、またコメントを頂きましてありがとうございます。
      同じように30代且つフリーを目指すのが現実的なのか試行錯誤されておられるとのことで、とても親近感を覚えました。
      スクール選びや向き不向き、向き合い方など、難しい部分もありますよね。私自身もそう感じています。
      そういった部分も踏まえつつ、頂きましたご質問に関しましてお答えできればと思います。

      ①3つのスクールでエンジニアを目指し現在はどうしているか?
      結論から申し上げますと、私はエンジニアとしての活動はしておりません。
      仰って頂きました中にもあります通り、「向き不向き」の部分で、私自身としてはおそらく不向きだったのかなと個人的には感じております。最終的には5校+4ツール程で学習してきましたので、スキルとしてはある程度フリーでも活動が出来るレベルだとは思っています。ただ、それをもとに一生活動を続けたいかという部分とは異なると感じたので、エンジニアとしての道は進んでおりません。
      では、何をしているか?現在は、色々なスクールや企業で知り合ったエンジニアの方々などと一緒に、事業設計や立案をする側に回っております。直接コードを書くということはほとんどありませんが、ワイヤーフレーム策定/機能設計を行なったり指示を出したりなど、オリジナルアプリを一から作成してきたことで得た知識とスキルを活かし、エンジニアの方々と同じ感覚で議論をしながら組み立てを行うことを仕事としております。(学んだことで得られたものはとても役に立っていると感じます)

      ②Techboostのデメリット
      Techboostのデメリットにつきましては、大きくは以下になるかと思います。
      ・テキストがそこまで見やすくない
      ・ブロックチェーン / IoT / AIを学べるいわゆるイノベーティブタームはほとんど活用できない(そこまで辿り着かない)
      イノベーティブタームに関しては、卒業後でもテキストを見れますので、受講中には気にしなくてもいいかもしれません。私も辿り着けませんでした。
      大きい部分で言いますと、テキストの方が大事になります。スクールは基本的にはスクール独自のオンラインテキストにて自習するスタンスが多いです(講義形式のスクールもありますが少数)。その為、初学者にとってテキストの見やすさ/分かりやすさは習得速度に影響してきます。Techboostのテキストが全然分からないというわけではありませんが、個人的には「TECH::CAMP」や「Progate」のテキストの方が、比較すると分かりやすかったと感じます。(ただ、TECH::CAMPもProgateも質問対応に課題があるので、全てが良いというわけではありません)
      上記を踏まえて、私個人としましては「独学でも良いのでProgateなどで少しかじった状態からTechboostなどに進まれると習得が早くなる」と感じます。
      Techboostに関しては以下の記事もご参照ください。(近々で内容を更新しております)
      https://soeur.me/business/programming-skill/review-techboost

      ※目的が転職の場合は、実績も高くチーム開発などを行う「TECH::EXPERT」「DMM WEBCAMP」「DIVE INTO CODE」なども選択肢として良さそうには感じます。(私は0→1でのスキルを身につける為にチーム開発などは要件から外しておりました)
      こちらの記事に、私の学習体験も記載しておりますのでご参考までに。
      https://soeur.me/business/programming-skill/learning-method

      長文になり大変失礼致しました。
      境遇が似ている中で、私の経験が少しでも小坂様のお役に立てますと幸いです。
      今後とも引き続き宜しくお願い致します。

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