新米リモートワーカーさんに聞きました!リモートワークって実際どうですか??

Sponsored Links

最近増加しつつあるリモートワークという働き方。がっつり営業で外回りという方には中々想像しずらい働き方かも知れません。また、全てがリモートともなると一体どうやって管理されているのかなど疑問点がたくさんあるのではないかと思います。実際、約1年前からそういった働き方をしているリモートワーカーさんへインタビューをさせていただきました!

リモートワーカーさんの前職や転職活動について教えてください!

前職についてと前職を辞める理由

私は新卒から人材紹介業約6年ほど携わっていました。法人・個人両方の営業経験があります。現在子供が1人いるのですが、保育園の送迎や、家事などを考えると時短勤務で働いていても中々骨の折れる毎日でした。

また、人材紹介となると特に、個人(求職者さま)対応の場合、正直、勤務時間関係なく、四六時中求職者さまの対応に追われていたような感覚です。そういった勤務状況に、終止符を打とうと転職活動を決意しました。

転職活動時は、転職サイトに登録しエージェントへ求人を紹介していただきました。同じく人材紹介業個人・法人営業、業界問わず人事、その他時短で働けて現年収と同等の額をいただけるものであれば何でも見ていました。内定はいくつか貰ってはいたものの、どうしても残業や持ち帰って仕事をするのではという不安感が強く、中々決めきれずにいました。あと一週間、転職活動をして、特に何もなければ、今内定いただいているどこかで決めようと思っている最中に転職サイトではなく自社HPに載っていた求人が目にとまり応募しました。応募から2日で1次面接、その2日後に最終面接と内定をいただき、現在勤めている企業への入社を決めました。

入社を決めた理由は何ですか?

理由は3つあります。

元々、一人でコツコツと業務を進めるほうが性に合っていて、もちろん周りの人とコミュニケーションを取ることはとっても嬉しいですしありがたいのですが、自分としてはそういったコミュニケーションにすら結構頑張るようなタイプだったので、周りに人がいない環境ということにとてもストレスフリーなイメージでした。

また、これまでのエージェントという職種を変えたいという気持ちも強かったのでリモートワークかつ、未経験からでも人事ができるという求人はとっても魅力的でした。

最後の理由は、副業が可能だったということです。1年前くらいから、自分の好きなことを軸にした副業を週3,4回やっていたので、それを継続したいという思いがありました。

以上3つの理由からリモートワーカーになる決意をしました。

実際リモートワーカーになって

大きな変化は何ですか?

変化はたくさんあります。

やはりずっと家にいるので、子供が学校から帰ってきてから何をしているのかを見たり、感じたりできることです。とはいえ、仕事中なのでそんなに構ってあげられはしないですが。前職でいう、仕事の合間にちょっと同僚と関係ないおしゃべりをして息抜きというコミュニケーションの対象が家族に変わりました。ただ、子供は仕事をしているというのが最初あまり理解できなかったようで、いつでもお構い無しに話しかけてきたりするので、少し大変でしたが、だんだん理解を示すようになり、適度に声をかけるということを覚えてくれました。

他の変化は、通勤時間がないので、支度が楽ですし、私は決まってヒールがある靴を履いていたので、結構これだけで疲れていたのだなと今では感じています。

デメリットはありますか?

全く外に出ないので、少し体が心配ですね。自分で意識的に外に出たり体を動かさないと本当に一日中全く動かない時があります。あとは、時間の感覚を忘れがちなので、仕事の終わりというものをしっかり自分の中で定めておく必要があります。リモートワークだと、完全に成果でしか見られないので、やればやるだけできる事が増えたり、やっぱり給与に反映されることもあって、残業をしがちになってしまいます。そうならないためにも、しっかりとタスク・スケジュール整理をする必要があるので、細かい計画を立てることが苦手な方などはあまり向いていらっしゃらないかもしれないですね。

リモートワーカーさんが他の方から聞いた事があるデメリットについても教えていただけますか?

私は元々オフラインのコミュニケーションにストレスを感じやすいタイプだったので、今は全然平気なのですが、逆に人と接する事があまりない事がストレスだという方もいらっしゃいます。あとはテキストコミュニケーションのストレスですかね。オンライン上でのやりとりなので、複数チャットツールやメールを使用してのコミュニケーションが発生するため、作業を中断し、対応することに時間がかかってしまったり、チャットの対応でなかなか仕事が終われないという話も耳にします。

また、パソコンありきの仕事なので、腱鞘炎・目の疲れ・腰痛なども気をつけているのになりがちという話もしょっちゅう上がります。こうやってデメリットをあげていくと、みなさんがイメージしているよりも結構大変なんじゃないかなと思いますね。

会社の人と会ったことありますか?

何人かはあります。チャットがいくつもの部屋に分かれているのですが、雑談部屋みたいなものがあって、みんな好き勝手つぶやいています。そこで『今日は〇〇のコワーキングスペースで仕事します!誰か行きますか?』や『今夜飲みに行ける人いますかー?』『一緒にスポーツバーでサッカー観戦しませんか?』など発信すると、必ず誰かしらがリアクションします。おそらくなのですが、オンラインの仕事だからこそ、こういったことに対して、積極的というか本当に楽しんで参加したりする事ができているのだと思います。私はちなみに、年齢の近い女子と年末や、誕生日近くにご飯に行ったりしています。そう考えると、あまりオフラインで働くのと変わりないくらいの距離感ではあるかなと感じています。

 

つまるところ、リモートワーカーってどうですか??

普通に外で仕事をしているのと気持ち的には結果変わらないという感じです。そうお伝えするとわがままに聞こえるかもしれません。家にいるんだから楽は楽だよねと。でも、本当に、昼食をとる時間は計画的に、ましてやトイレに行く隙すらも計画的に行わなけばならないほどの忙しさがあります。宅配便も外で仕事している時と変わらず時間指定です。オンライン会議が当たり前なので、インターホンが鳴っても出られません。(社内会議だったら出ることもありますが。笑)パソコンから少し目を話せば、テキストコミュニケーションなので、チャットの送信数は40件を超えることは当たり前です。ただ、それでも私がこれからも続けたいと思うのは、私は特段、優れたスキルを持っているわけでもないので、リモートワークに対して、働き方の多様性を表現するものであり、かつ無駄がない働き方をしていることが何より大切な経験だと思っています。個の力が評価される時代になってきているからこそ、こういった環境で仕事をするということが自分にとって価値のあることなのかなと考えています。

Sponsored Links

「女性にしか聞けない」「女性だから教えたい」
が、叶う場所。

 

 

Soeur(スール)は、女性同士がキャリア・人生を語る
就活・転職相談プラットフォームです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です